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» 2008年10月22日 11時26分 UPDATE

Samsung、SanDisk買収提案を撤回

交渉に進展がなかったことや、SanDiskの業績悪化や東芝との合意などを理由に挙げている。

[ITmedia]

 韓国のSamsung Electronicsは10月22日、米SanDiskに対する買収提案を撤回したことを明らかにした。

 同社は先月、SanDiskを1株26ドルで買収することを申し出たと明らかにした。SanDiskはこれを過小評価だと拒否していた。

 Samsungは22日付の書簡で、6カ月にわたり買収に向けて取り組んできたが、進展がないため買収提案を撤回するとSanDiskに伝えた。また、SanDiskの事業の先行き不透明感が高まっていること、同社が7〜9月期に2億5000万ドルの営業赤字を出したこと、SanDiskが東芝との再交渉を急いでいることなどにより、SanDiskのリスクプロファイルが大きく高まったと指摘。こうした要因から、「1株26ドルで買収することにもう関心はない」と述べている。

 SanDiskはこれを受けて声明を発表。「当社は長期的な企業価値を認め、株主の権利を守る取引に対し前向きで、さらなる交渉への明確な道筋を何度も説明した。Samsungはその道を無視することを選び、当社がこの件についての書簡を送った後は連絡をしてこなかった。このことは、Samsungの買収提案の裏にあった真の動機への疑問を提起している」と述べている。

 またSanDiskは、同社には強力なブランド、戦略的パートナー、知的財産などがあると主張し、現在の厳しいマクロ経済環境を乗り切り、長期的な成功を確保するための適切な対策を取り続けるとしている。

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