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明治安田生命の個人情報流出、9000人分に拡大

» 2008年10月31日 16時32分 公開
[ITmedia]

 明治安田生命保険の採用試験応募者の個人情報が、社員の自宅PCからファイル交換ソフト「Winny」を介してネット上に流出した問題で、同社は10月31日、新たに7000人分の情報が流出してたと発表した。発表済み分と合わせると9000人の情報が流出したことになる。

 新たに流出が分かったのは、2005年から08年の4月までに「大阪職域FC営業部」に入社を希望した学生の情報で、約7000人分の名前と出身大学名に加え、一部には住所や電話、メールアドレス、面接時の所見なども含まれていた。

 09年4月入社予定者(内定者)のうち、名前や大学、写真が流出した人数はこれまで45人分としていたが、さらに39人分が流出していたことも新たに分かった。

 今年10月27日に2000人分の個人情報流出を公表して以降、流出元PCの外付けHDDの復元作業と専門企業による調査を継続していたところ、30日深夜になって流出の拡大が判明した。

 再発防止のため、個人情報の管理や取り扱いについての教育を強化し、ルールの見直しと徹底を図るとしている。

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