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「Google Visualization API」が対応拡大――ExcelやSalesforceにも

» 2008年11月04日 08時11分 公開
[ITmedia]

 米Googleは11月3日、同社のAjax API「Google Visualization API」を、MicrosoftのExcelなどサードパーティーのデータソースにも対応させたと発表した。このAPIは表計算ファイルなどから取得したデータをグラフなどの形に視覚化してガジェット化するツールで、これまではGoogle Spreadsheetsにのみ対応していた。

 同APIで外部ソース(スプレッドシートなど)から取得したデータと、「Google Visualization Gadget Gallery」のアプリケーション(「ビジュアライゼーション」と呼ばれる)を利用して、取得したデータをさまざまな方法で表示し、Webで公開、共有できる。ギャラリーには現在、40種類以上のビジュアライゼーションが用意されている。

gallery Google Visualization Gadget Gallery

 Googleはまた、Salesforce.comがGoogle Visualization API対応ツールの提供を開始したことも明らかにした。Salesforceの顧客企業は新ツールにより、Salesforce.comのCRMのデータとGoogle Visualization APIを利用して、リポーティング機能や分析アプリケーションを構築することができる。

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