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» 2008年11月11日 08時22分 UPDATE

「携帯も仮想化」で機種変、仕事/私用管理が簡単に――VMwareが発表

1台の携帯電話で会社用と個人用など、複数の環境を持てるようになる。

[ITmedia]

 米VMwareは11月10日、新プラットフォーム「VMware Mobile Virtualization Platform(MVP)」を通じて、携帯電話向けに仮想化技術を提供する計画を発表した。

 VMware MVPは携帯電話に組み込むソフトウェアレイヤーで、ハードウェアからアプリケーションとデータを切り離すことを可能にする。ハードウェア部分が仮想化されるため、携帯端末用のソフトを特定ハードごとに作り変える必要がなくなる。またデバイスドライバとOSを切り離すため、OSの種類とは無関係に、同じドライバを採用することができるようになるという。この技術はVMwareが10月に買収したTrango Virtual Processorsの技術を基盤としており、現在、Windows CE 5.0および6.0、Linux 2.6.x、Symbian 9.x、eCos、μITRON NORTi、μC/OS-IIに対応している。

 携帯電話ユーザーは、VMware MVPにより、携帯電話に保存したアプリケーション、写真、ビデオ、音楽、メール、銀行やクレジットカード情報などのさまざまなデータやコンテンツをファイルとして管理でき、機種変更する場合でもこうしたすべての情報を簡単に移動させることができるという。

 また、1台の携帯端末上で、アドレス帳やスケジュール、データなどを会社用と個人用とで別々に保管し、自由に切り替えて使用することが可能になるとしている。

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