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Microsoft、「Live Searchのキャッシュバックプログラムは成功」と報告

» 2008年11月15日 09時11分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは11月13日、今年5月に開始したMicrosoft Live Searchキャッシュバックプログラムが、順調に成果を上げていると発表した。

 このプログラムは、Live Searchキャッシュバックサイト経由で参加小売店のサイトから対象商品を購入した場合、小売店が設定した率のキャッシュバックを提供することで、消費者のLive Search利用意欲と商品の購入意欲を促進するもの。

 キャッシュバックサイトの月間ユニークユーザー数は平均450万人で、これらユーザーによる商品の検索は6800万件以上に上っているという。 Microsoftの依頼によるcomScoreの調査によれば、購入に結び付く検索クエリーが増え、広告主の投資収益率も伸びているとしている。またAT&T、Gap、Kmart、Saks Fifth Avenueなどの企業が新たにプログラムに参加した。米国のオンライン小売店売り上げ上位50社のうち20社、またオンライン小売り業界誌Internet RetailerのTop 500リストの140社が、現在Live Searchに広告を出しているという。

 comScoreの調査によると、2008年第2四半期(4〜6月)に米国で行われたオンライン商取引の約12%、また主要小売り分野のオンライン支出の約13%が、Live Search経由のものだったという。

 Microsoftは同日、Live SearchがショッピングカートプロバイダーのMiva Merchant、Early Impact(ProductCart)、3DCartと提携したことを発表。3社が提供するショッピングカートを導入している小売りサイトが、Live Searchキャッシュバックプログラムに参加することになった。

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