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» 2008年11月22日 08時42分 UPDATE

欧州委員会、デジタル図書館「Europeana」を公開もアクセス過多でダウン

欧州連合主導による、オンラインデジタル図書館が誕生したが、アクセスが集中してダウンしており、再開は12月中旬になる見込み。

[ITmedia]

 欧州委員会は11月20日、オンラインデジタル図書館「Europeana」を一般に公開した。欧州連合(EU)に参加する27カ国が提供する、200万以上の書籍、地図、記録、写真、文書、絵画、映画などのデジタル版に無料でアクセスできる。EU圏内で使われているすべての言語に対応するという。

 11月20日に公開後、アクセスが集中(1時間に1000万アクセス)したためクラッシュし、現在は12月中旬のより堅固なバージョンの公開を目指して閉鎖されている。

 EUによると、図書館は今後さらに規模を拡大し、2010年をめどにインタラクティブ機能を追加する計画で、このために2009年から2011年にかけて、年間200万ユーロを費やす。現在は公共図書館や美術館のアーカイブのみを扱っているが、将来的には個人や企業とも交渉し、デジタル図書館に追加していく予定という。

 運営にはEuropean Digital Library Foundationが当たり、同機関が欧州の主要図書館、美術館、文化機関のまとめ役となっている。ドイツの国立図書館がホスティングを担当している。

 Europeanaには1000以上の機関が協力。パリのルーブル美術館とアムステルダム国立美術館は、所蔵する絵画のデジタル版を提供。フランス国立視聴覚研究所は、20世紀に放送された8万本以上の番組を提供している。

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