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「遅刻の罰として駅で反省文読み上げ」YouTubeで動画公開、社長ブログ炎上

» 2008年11月25日 07時58分 公開
[ITmedia]
photo YouTubeの再生数は25日朝の時点で4万3000回以上

 社員が遅刻をした「罰」だとして、鉄道の駅内で社員が反省文を読み上げる様子を撮影した動画をYouTubeで公開した都内の会社社長のブログにコメントが殺到し、いわゆる「炎上」する騒ぎになっている。

 問題となった社長のブログ記事は11月19日付け。3回目の遅刻をした社員に対する「罰の様子を載せます」として、社員が駅内で「目覚ましをセットしていませんでした」「多大なご迷惑をおかけしました」などと反省文を読み上げる2分半程度のYouTube動画を公開した。YouTubeの説明によると、動画は「駅に1人で行き、駅員に許可を取って撮影してきた」という。

 社長は「意識の向上を図りながら何かしらの対策も必要なのでその一環としての罰則」とコメントで説明しているが、動画の公開に対し批判的なコメントが殺到。「パワハラでは」「会社で決めたことならともかく、動画と社員の名前を公開するのはいかがなものか」などと、「罰」や動画公開に対する批判がほとんどで、25日朝までに500以上が書き込まれている。動画はニコニコ動画などにも無断転載されている。

 社長は24日の記事で「遅刻の罰則でおもしろいものがあるようでしたら、募集します」と記している。

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