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Googleマップ情報流出は「デフォルト設定が原因」44%、「自己責任」も37%

» 2008年11月26日 14時52分 公開
[ITmedia]

 Googleマップの「マイマップ」機能で個人情報が相次いで流出した問題で、アイシェアが実施したユーザー意識調査によると、流出は「設定のデフォルトが公開なのが原因」とGoogleに責任があるとする意見が44%と最多だった一方で、「公開設定か確認せずに利用したのが原因」とする自己責任派も37%だった。

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 男女別に見ると、男性は「設定に問題」が48.9%と「自己責任」の33.8%を大きく上回っているのに対し、女性は「自己責任」が40.3%で、「設定に問題」の38.9%を若干上回っており、男女で見方が分かれる結果になっている。女性のほうがネットサービスの利用時に慎重なのだろうか。

 GoogleカレンダーやYahoo!カレンダーなど、ネット上でスケジュールなどを共有できるサービスを利用しているのは12.3%。20代でやや高く、16.9%だった。使い道は71.7%が「個人」で、「仕事」のみは3.8%とかなりの少数派。「仕事でも個人でも」が24.5%だった。

 調査は11月8〜11日、無料メール転送サービス「CLUB BBQ」会員を対象に実施し、有効回答数は430人。男性50.9%、女性49.1%だった。

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