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秋葉原の路上で海賊版ソフト販売 中国人2人を逮捕

» 2008年11月28日 20時35分 公開
[ITmedia]

 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、警視庁万世橋署は、PCソフトの海賊版を東京・秋葉原の路上で販売する目的で所持していたとして、著作権法違反の現行犯で中国籍の男女を逮捕し、11月24日に送検した。

 逮捕されたのは江戸川区の無職の男(37)と杉並区の無職の女(32)。

 調べでは、2人は秋葉原の路上で、「ゼンリン電子地図帳Zi Version10 DVD 全国版」(ゼンリン)を無断複製したDVD-R3枚、、「JUST Suite 2008 特別バージョンアップ版」(ジャストシステム)を無断複製したDVD-R1枚を販売目的で所持していた。

 海賊版のタイトルと価格を記したちらしを女が電気街の路上で配り、注文を受けると携帯電話で男に連絡し、男が海賊版ソフトを持参して販売していた。ちらしには約100種類の海賊版が掲載されており、DVD-R1枚に複数のソフトを無断複製し、1枚当たり5000〜1万8000円で販売していた。2人はそれぞれ生活費を稼ぐのが目的だったという。

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