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GoogleとFacebook、それぞれデータ共有の「Connect」技術を提供開始

» 2008年12月05日 09時31分 公開
[ITmedia]

 米Googleと米Facebookは12月4日、Webマスターが自分のサイトやブログにソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の友人リストなどを追加して、ソーシャル機能を持たせることが可能な技術を、それぞれ提供開始すると発表した。両社ともに5月にそれぞれの技術を発表している

 「Google Friend Connect」β版を導入すると、Webサイトオーナーはスニペット(目的別に用意された短いコード)をコピー&ペーストするだけで、自分のサイトに友人を招待する機能や、メッセージ投稿、レビューなどのSNS機能、OpenSocial開発者コミュニティーが開発したアプリケーションを組み込むことができる。

 Friend Connectを導入したサイトでは、Google、Yahoo!、AOL、OpenIDのいずれかのアカウントを使ってログインできる。またPlaxo、orkutなどで作成したプロフィールや友人リストを、Friend Connectを使ってほかのサイトでそのまま流用できる。

 Facebookの「Facebook Connect」も同様に、ほかのサイトがFacebookのプロフィールや友人リストなどの機能を自サイトに組み込めるようにする技術。Facebookは同日から、WebユーザーがFacebook Connectを導入したWebサイトを訪問すると、「Connect with Facebook」のアイコンが表示されるようにした。アイコンをクリックすると、そのサイトでFacebookの機能を利用可能にするかどうかを尋ねるプロンプトが表示される。

 Facebook機能の利用を承認すると、そのサイトにFacebookのアカウントを使ってログインできるようになり、友人リストなどのFacebook機能が当該サイトで使えるようになる。現在Facebook Connectを導入しているのはCityserach、CNNのThe Forum、CBSのThe Insider、TechCrunch、Govit、Howcast、vLaneなど。

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