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ミニノートPCのプラットフォーム評価、1位はIntel――米ABI Research調べ

» 2008年12月17日 08時30分 公開
[ITmedia]

 米調査会社ABI Researchは12月15日、ウルトラモバイルPC(UMPC)のプラットフォームベンダーに関する報告書をまとめた。

 同社の評価基準「Vendor Matrix」での分析によると、最も評価が高かったのは米Intelで、2位は台湾のVia Technologies、以下3位は米Texas Instruments(TI)、4位は米QUALCOMM、5位は米NVIDIAだった。

 Vendor Matrixは、特定市場におけるベンダーのポジション評価するためにABI Researchが開発した分析ツール。同社は複数分野における「革新」と「実装」という基準に基づいて各社のプラットフォームを評価した。

 「革新」では、製品を市場に出荷するまでの速度、ソリューションやデザインの柔軟性、無線WAN、無線PAN、GPSなどを搭載しているか、x86またはCortex A-8以降のプロセッサを搭載しているか、高精細ビデオをサポートしているかなどを基準に評価。

 「実装」では、携帯端末ベンダーやPCベンダーとの関係、OSのサポート状況などを評価した。

 ABI ResearchはIntelとViaが上位にランク入りした理由として、既存の企業向けアプリケーションを動かせるUMPCが求められているため、Windowsを搭載できるプラットフォームの評価が高くなったとしている。

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