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「Google Code」が不正プロジェクトをホスティング年末商戦で急増

» 2009年01月08日 09時28分 公開
[ITmedia]

 米Googleの開発者向けコードホスティングサービス「Google Code」がスパム業者に悪用されていると、セキュリティ企業の米McAfeeがブログで伝えた。

 McAfeeによると、Google Codeを悪用したプロジェクトは以前にも小数存在したが、年末商戦期に状況が大幅に悪化し、新しいスパムプロジェクトが多数開設されたという。

スパム利用の例(McAfeeより)

 例えば「Live Free Sex Movie」というGoogle Codeプロジェクトでは、動画を閲覧できると見せかけて画像のクリックを促し、偽コーデックをダウンロードさせるサイトにユーザーを誘導する。

 Microsoftのブログサービス「MSN Spaces」も以前から同じような形で悪用されているが、Googleの場合、コードプロジェクトを自動的にインデックス化しているようだとMcAfeeは指摘。Googleがいずれ、もっと断固とした措置を取ってくれると信じたいと結んでいる。

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