米Yahoo!は1月7日、5日に発表した韓国のSamsungに加え、ソニー、韓国のLG Electronics、米VIZIOのテレビ向けにも、ウィジェットを利用した新しいインターネットサービスの提供を開始すると発表した。
「Yahoo! Widget Engine」を搭載した各メーカーのテレビでは、「TV Widgets」と呼ばれるインタラクティブアプリケーションを経由して、Yahoo!が提供する各種インターネットサービスが直接利用できるようになる。Widget Engine搭載のネットテレビは、早ければこの春から投入される見込み。
またYahoo!は同日、Intelとの提携により、「Widget Development Kit(WDK)」をリリースした。開発者はWDKを使って、独自のテレビ向けウィジェットを開発することができる。
Yahoo!と外部開発者が開発するコンテンツは、2009年中に世界各国のYahoo! Widget Engine搭載テレビで利用可能になるという。
Yahoo! Widget Engineは、PC向けのウィジェットプラットフォームKonfabulatorに基づいているが、家電製品向けに新たに設計されたものだ。Yahoo!とIntelは2008年8月、テレビ向けのインタラクティブコンテンツ開発を目指す開発者とパブリッシャー向けツールの開発で提携している。
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