オーストラリアの家電メーカーKogan Technologiesは1月16日、同月29日に発売を予定していたAndroid携帯「Agora」の発売を、無期延期にすることを明らかにした。将来的に互換性の点で問題が生じる可能性が高いと判明したためとしている。
Agoraは開発のほぼ最終段階に達しており、出荷まであと数日という状態だった。しかし現在のスペックでは、近い将来互換性と相互運用性が制限されることが判明。懸念されている問題の1つがディスプレイのサイズと解像度で、現在のAgoraで処理できる画質を上回る高画質アプリケーションが登場する可能性があるという。
同社は予約注文した顧客に対し、向こう1週間で全額返金する。現時点では、再設計したAgoraがいつ登場するかのめどは立っていないようだ。
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