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Apple、第1四半期売上高は過去最高の100億ドル超え

» 2009年01月22日 08時01分 公開
[ITmedia]

 米Appleが1月21日に発表した第1四半期(10〜12月期)決算は、売上高は前年同期比6%増の101億7000万ドル、純利益は同2%増の16億1000万ドル(1株当たり1.78ドル)と、同社が前期に発表した見通し(売上高は90億〜100億ドル、利益は1株当たり1.06〜1.35ドル)を上回った。

 同四半期中のMacの出荷台数は252万4000台で、前年同期比9%増。デスクトップの台数は前年同期から25%減少したが、ノートPCは34%増加した。iPodの販売台数は2272万7000台で、同3%増。iPhoneの販売台数は436万3000台で、同88%増を記録した。

 プレスリリースにはスティーブ・ジョブズCEOのコメントとして「経済的に厳しい状況においても、Appleの四半期売上高が初の100億ドル超えを記録した」とある。

 1〜3月期の見通しについては、売上高は76億〜80億ドル、1株当たり純利益を0.9〜1.0ドルとみている。

 カンファレンスコールにはスティーブ・ジョブズCEOは参加せず、Q&Aでの最初の質問となったジョブズCEOの動向については、ピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)が「スティーブはAppleのCEOであり、今後もその予定だ」と回答し、CEO代行のティム・クックCOO(最高執行責任者)が「Appleの幹部チームは優秀だ。われわれはApple史上最高の仕事をしていると確信している」と言い添えた。

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