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三洋と新日石、薄膜太陽電池の新会社

» 2009年01月26日 07時00分 公開
[ITmedia]

 三洋電機と新日本石油は1月23日、薄膜太陽電池を生産・販売する合弁会社・三洋ENEOSソーラーを設立した。資本金は2億円で、出資比率は半々。

 2010年度に80Mワット規模で生産・販売を初め、順次規模を拡大。2015年度には1Gワット、2020年度には2Gワット規模を目指す。三洋が持つHIT太陽電池の要素技術や薄膜太陽電池の基礎技術と、新日石が持つガスの原材料技術などを生かす。

 薄膜太陽電池は、低コスト生産が可能な太陽電池で、大規模発電システム用途を中心に市場拡大が期待されているという。

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