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08年度家庭用ゲーム市場、5年ぶり縮小 「Wii」「DS」失速で

» 2009年04月03日 07時00分 公開
[ITmedia]

 アスキー・メディアワークスが4月2日に発表した、2008年度の国内家庭用ゲーム市場規模(ハード・ソフト含む)は6065億円と、前年度より17.2%減り、5年ぶりの縮小となった。市場をけん引してきた「ニンテンドーDS」「Wii」の普及が一巡し、ハード・ソフトともに前年を下回ったことが減少の要因だ。

 数量ベースでは、ハードが27.5%減の1133万台、ソフトが11.9%減の6922万本。金額ベースではハードが27.3%減の2426億円、ソフトが同8.8%減の3639億円となっている。

 ハードの販売台数は、「Xbox 360」以外すべて減った。Xbox 360が80.4%増の43万台、DSが38.2%減の394万台、Wiiが40.1%減の224万台、「プレイステーション・ポータブル」(PSP)が0.6%減の330万台、「プレイステーション 3」(PS3)が16.5%減の102万台。

 ソフトは、DSとWii向け以外は伸びた。DSが21.0%減の2928万本、Wiiが15.5%減の1177万本、PSPが30.4%増の1157万本、PS3が76.1%増の651万本、Xbox 360が52.9%増の221万本となっている。

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