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「Painter 11」日本語版は5月発売 リアルな鉛筆など新ブラシ40種類追加

» 2009年04月21日 19時08分 公開
[ITmedia]
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 コーレルは4月21日、ペイントソフトの最新版「Painter 11」日本語版を5月22日に発売すると発表した。鉛筆やマーカーをリアルに再現した新ブラシを追加したほか、カラーパレットの大きさを変更できる機能などが追加されている。

 定番ペイントソフトの最新版。追加された鉛筆とチョークは、ペンタブレットの傾き感知機能を活用し、ペンの角度を変えることでブラシストローク幅が変化する。マーカーは重ね塗りで色が濃くなり、ペンは動きの緩急でストローク幅が変化するなど、実際の画材の書き味をリアルに再現しているという。追加されたブラシは40種類で、合計873種類になった。

 カラーマネジメントも強化し、ファイルに埋め込んだカラープロファイルの制御が容易に。Photoshopで作成したファイルのカラープロファイルをそのまま認識するほか、個別のカラープロファイルをRIFやPSD、TIFに埋め込むこともできる。

photophoto UIは従来のものを継承しつつ、カラーパレットの大きさを変更できるなどの改善が施されている。ズーム(虫眼鏡)ツールはほぼPhotoshopと同じ動作になった

 カラーパレットとミキサーパレットの表示サイズを変更できる機能が加わった。カラーパレットは色選択時、キーボードのカーソルキーを使ってポインタ移動を操作でき、より微妙なカラー選択が可能になっている。

 各変形モードが一体化され、回転や拡大縮小などを素早く切り替えるられるようになったほか、PNGの読み書き対応、Photoshopとのカラーとレイヤーの互換性向上改善なども施されている。

 対応OSはMac OS X 10.4以降、Windows XP/Vista。

 価格は、通常版が6万2790円、アップグレード版が3万1290円、特別優待版が5万2290円、アカデミック版が3万3390円。ダウンロード通常版が5万2290円、ダウンロードアップグレード版が3万1290円。

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