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米国のBlu-rayプレーヤー所有者は7%、普及ペースまだ低速

» 2009年06月23日 07時30分 公開
[ITmedia]

 Blu-rayは次世代DVDフォーマット戦争の勝者となったが、米消費者の間での採用はあまり進んでいない――米Harris Interactiveがこのような調査結果を発表した。

 同社が2009年4月に約2400人を対象にオンラインで行った調査によると、Blu-rayプレーヤー所有者は回答者のうち7%を占めた。これに対し、HD DVDプレーヤー所有者は11%と、Blu-rayプレーヤー所有者を上回る結果となった。Blu-rayを再生できるプレイステーション 3(PS3)の所有者は9%、Xbox 360用のHD DVDドライブ所有者は3%だった。

各種デジタル機器の所有者の割合(単位:%)
2008年 2009年
DVDプレーヤー - 83
デスクトップコンピュータ 86 81
ノートPC 53 56
無線LANルータ 47 49
大型(36型以上)テレビ 35 42
高精細テレビ 35 47
携帯DVDプレーヤー(車載除く) 28 28
プレイステーション 2 24 22
その他DVDが再生できる機器 18 22
Wii 11 21
車載DVDプレーヤー 10 14
Xbox 360 9 13
初代Xbox 9 9
HD-DVDプレーヤー 6 11
プレイステーション 3 5 9
Blu-rayプレーヤー 4 7
Xbox 360向けHD-DVDドライブ 1 3
どれも持っていない 1 1
(資料:Harris Interactive)

 Blu-ray機器を持たない回答者のうち、1年以内にBlu-ray機器を買うだろうと答えたのは、わずか7%だった。

 また、過去6カ月間に消費者が購入したDVDディスクは平均で約6枚、これに対して次世代フォーマットのディスクはBlu-rayが0.5枚、HD DVDが0.7枚だった。ただし、「今後6カ月の間に購入すると思うディスクの数」は、通常のDVDは3.4枚と半減、Blu-rayディスクは0.7枚、HD DVDディスクは0.6枚だった。

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