Blu-rayは次世代DVDフォーマット戦争の勝者となったが、米消費者の間での採用はあまり進んでいない――米Harris Interactiveがこのような調査結果を発表した。
同社が2009年4月に約2400人を対象にオンラインで行った調査によると、Blu-rayプレーヤー所有者は回答者のうち7%を占めた。これに対し、HD DVDプレーヤー所有者は11%と、Blu-rayプレーヤー所有者を上回る結果となった。Blu-rayを再生できるプレイステーション 3(PS3)の所有者は9%、Xbox 360用のHD DVDドライブ所有者は3%だった。
2008年 | 2009年 | |
---|---|---|
DVDプレーヤー | - | 83 |
デスクトップコンピュータ | 86 | 81 |
ノートPC | 53 | 56 |
無線LANルータ | 47 | 49 |
大型(36型以上)テレビ | 35 | 42 |
高精細テレビ | 35 | 47 |
携帯DVDプレーヤー(車載除く) | 28 | 28 |
プレイステーション 2 | 24 | 22 |
その他DVDが再生できる機器 | 18 | 22 |
Wii | 11 | 21 |
車載DVDプレーヤー | 10 | 14 |
Xbox 360 | 9 | 13 |
初代Xbox | 9 | 9 |
HD-DVDプレーヤー | 6 | 11 |
プレイステーション 3 | 5 | 9 |
Blu-rayプレーヤー | 4 | 7 |
Xbox 360向けHD-DVDドライブ | 1 | 3 |
どれも持っていない | 1 | 1 |
(資料:Harris Interactive) |
Blu-ray機器を持たない回答者のうち、1年以内にBlu-ray機器を買うだろうと答えたのは、わずか7%だった。
また、過去6カ月間に消費者が購入したDVDディスクは平均で約6枚、これに対して次世代フォーマットのディスクはBlu-rayが0.5枚、HD DVDが0.7枚だった。ただし、「今後6カ月の間に購入すると思うディスクの数」は、通常のDVDは3.4枚と半減、Blu-rayディスクは0.7枚、HD DVDディスクは0.6枚だった。
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