情報処理推進機構(IPA)は2月24日、国家試験「応用情報技術者試験」などの2026年度の高度試験について、11月以降に実施すると発表した。従来、春期試験としていたものを「前期試験」とし11月ごろ、秋期試験は「後期試験」として27年2月ごろにそれぞれ実施予定。試験形式はこれまでのペーパー方式から、CBT方式(PCを使って行う試験)に移行する。
前期試験と後期試験では試験区分が異なる。前期と後期のいずれでも実施するのは、応用情報技術者試験と、サイバーセキュリティ分野の国家試験「情報処理安全確保支援士試験」の2種だ。
前期試験のみで実施するのは、「ITストラテジスト試験」「システムアーキテクト試験」「ネットワークスペシャリスト試験」「ITサービスマネージャ試験」。後期試験のみは「プロジェクトマネージャ試験」「データベーススペシャリスト試験」「エンベデッドシステムスペシャリスト試験」「システム監査技術者試験」となっている。
いずれの試験も出題範囲や形式、問題数、試験時間に変更はない。従来、科目名「午前試験」だったものは「科目A試験」に、「午後試験」は「科目B試験」などに変更予定。試験日については、一定期間内に複数日を設ける予定で、科目A群と科目B群は実施期間を分けるという。
前期試験と後期試験のいずれも申し込みはそれぞれ1回のみ。体の不自由などが理由でCBT方式で受験できない人には、特別措置として筆記での試験も実施する予定だ。
またIPAは、27年度から新試験制度を導入予定とも発表。AIなどの進化に伴って、人間に求められるスキルも変化していることから、情報処理技術者試験の改訂を検討している。詳細は26年3月をめどに公表するという。
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