防衛省は2月20日、国会答弁資料の素案作成における生成AIの活用を始めたと発表した。18日に開会した第221回特別国会から、省内の一部で試験運用。省全体としての利用が可能か検討していく。
省内の有志が開発した「国会答弁作成AIアシスタント」を活用する。省内のシステム搭載の生成AIが、過去の答弁資料や関連資料から答弁資料の素案を作成。人間による確認・修正を経て答弁に使うという。
今回の試験運用開始は小泉進次郎防衛大臣が1月に発足した「AI導入推進チーム」がきっかけになった。小泉大臣は同日、アシスタント試用の様子をX公式アカウントに投稿。「AIチームや事務官・技官の後押しをどんどんやっていきたい」との意向を示した。
日本政府は、デジタル庁が手掛ける生成AIプラットフォーム「源内」の活用を進めると明らかにしている。職員10万人規模で展開し、国会答弁などの効率化を図る狙いだが、防衛省は国会答弁作成AIアシスタントとの関連には触れていない。
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