BCNが7月9日に発表したノートPCに関する調査によると、6月の販売金額は前年同月比12.5%減と2けた減に落ち込み、過去3年で最低の水準となった。Netbookの販売台数が伸び、市場全体の価格下落を加速していることが主な要因だ。
ノートPC市場に占めるNetbookの台数構成比が3割を超え、平均単価を押し下げた。Netbookの平均単価も前年同月比25%下落。Netbook以外のノートPCの平均単価も同12%下落し、全体的に単価が下がっている。
ノートPCの6月の販売台数は、前年同月比21.6%増。昨年8月以来、3割〜5割という高い伸び率で推移してきたが、今年2月に3割を割り込み、徐々に鈍化している。
Netbook市場では国内メーカーの本格参入の動きが活発化しており、中でも東芝がシェアを急激に拡大。台数シェアでは、ASUSTeK Computer、日本エイサーに続く3位で、15.3%を占める。
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