ヤフーが10月27日発表した2009年4〜9月期の連結決算は、売上高が前年同期比3.1%増の1356億円、営業利益が4.2%増の686億円になるなど、増収増益だった。広告事業が減収になる一方、法人向け事業の拡大でカバーした。
広告事業の売上高は2.2%減となる673億円。総選挙に絡み政党や官公庁からの出稿が増えたものの、大手広告主からの出稿が大幅に減少した。
一方、法人向けのビジネスサービス事業の売上高は14.9%増の315億円。7〜9月期にショッピング関連取扱高が過去最高になったほか、Yahoo!オークションのストアロイヤリティ改定が寄与。IDCフロンティアのデータセンター関連売り上げも寄与した。
パーソナルサービス事業の売上高は5.6%増の374億円。Yahoo!プレミアム会員が拡大し、9月末時点のID数は前年同月比4.5%増の750万。Yahoo!オークションは景気低迷を受けて落札単価の下落が続いているほか、シルバーウィークで取引が低調だった。
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