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リアル脱出ゲームに参加してみた

» 2009年11月16日 16時39分 公開
[小笠原由依,ITmedia]

 先週のランキング2位には、福岡市消費生活センターの啓発パンフレットにアスキーアート(AA)「クマー」を改変したAAが登場した――という記事が入った。啓発パンフレットは、若者が陥りがちなネットや悪徳商法のトラブルに対し、クマーを改変した「消費生活グマ」がアドバイスやツッコミを入れる内容。「みんな、こんなふうに釣られないように、これを読んでほしいクマ」「こんな請求は無視しなきゃだめクマよ」と時に優しく、時に厳しくアドバイスする消費生活グマがかわいい。

 ところで先日、記者はフリーペーパーの制作やイベント企画を行うSCRAP(京都市)が企画した「終わらない学級会からの脱出」というリアル脱出ゲームに参加した。Web上で流行した脱出ゲームを現実に移植したようなゲームで、今回は学校の教室に閉じ込められた、という設定で仲間と力を合わせて教室からの脱出を目指す。

 ゲームは、参加者をランダムに分けた5人1組のチームで挑む。計算式のようなものからクロスワード、道具をつかって解く問題など教室中に謎がちりばめられており、1つ1つを解決しながら脱出の鍵となる大きな謎を解く。

 チームは6つに分かれており、時にはほかのチームと助け合わないと謎を解くことができない。1時間のうちにすべての謎を解けば脱出成功だ。今回の脱出成功率は10%と難易度は高い。

 残念ながら記者のチームは、脱出に失敗。記者の活躍と言えば、どうしても解けない問題の答えをほかのチームに懇願して教えてもらう(ルールとしてはOK)といった情けないものばかりで残念だったが、なかなか面白い経験ができたと思う。

 今度は廃倉庫を利用したリアル脱出ゲームを開くらしい。「廃倉庫からの脱出」というタイトルで、1200平方メートルもの敷地を使って謎解きをするようだ。

 今度こそは脱出してやろうという思いを胸に、次回も参加してみようと思う。

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