「目を丸くする」「歯が浮く」「鼻の下が伸びる」など、顔にまつわる慣用句を文字通りに解釈し、リアルな顔画像で再現した「八百一彦」(やおいちひこ)というWebサイトがある。
アクセスすると、男性のリアルな顔画像が18個並んだでおり、それぞれの顔の下には「目を丸くする」「歯が浮く」といった慣用句が書かれている。
顔をクリックすると新しいウィンドウが開き、拡大した顔画像を表示。さらにクリックすると、「目を丸くする」なら目が文字通りまん丸になったり、「歯が浮く」なら歯が口から離れて浮いて飛んでいったりと、慣用句通りに顔が変化する。
「顔が広い」だと、クリックするたびに輪郭だけ広がっていったり、「目が点」では、目が小さな点になったりと、1つ1つ触って反応を確認するのが楽しい。個人的には「目じゃない」が一番驚いた。
サイトを作ったのは、デザイン事務所で働く佐藤ねじさんで、顔のモデルも務めた。
佐藤さんのブログによると、「慣用句をそのまま直訳して表現すると結構面白いことになるなぁと思い、自分の顔を使って実験してみた」という。サイト名の八百一彦は、「顔」の漢字の部首を分解して並べ替えたもので、顔のパーツで遊ぶサイトという意味を込めたという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR