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円谷プロ、パチンコ機販売のフィールズが子会社化へ

» 2010年03月17日 15時48分 公開
[ITmedia]

 パチンコ機販売大手のフィールズは3月17日、円谷プロダクションの株式を取得し、子会社化することで基本合意したと発表した。

 円谷プロ株式の51%を保有するCM映像制作大手のティー・ワイ・オー(TYO)から、同社保有株式の全部を取得することで基本合意した。取得額などは今後詰め、4月上旬に譲受を行う予定。

 「ウルトラマン」シリーズで知られる円谷プロは2007年10月にTYO傘下に。その後バンダイが資本参加し、株式の49%はバンダイが保有している。フィールズは、バンダイと連携した新規のキャラクターマーチャンダイジングやパチンコ機への展開、海外展開への期待などから株式取得を決めたとしている。

 円谷プロの2009年7月期の売上高は35億7700万円、純利益は2億3800万円。同期末で8億3200万円の債務超過になっている。

 フィールズは「CR 新世紀エヴァンゲリオン」の販売などを手がける大手。

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