ネットメディアが初めて、優れた報道に贈られるピューリッツァー賞を受賞した。
受賞したのは米国の非営利オンラインニュースサイトProPublicaのシェリ・フィンク記者。調査報道部門での受賞となった。同氏は、ハリケーン・カトリーナ後のニューオーリンズの病院で、医師たちが生死を分ける決断を迫られた状況を取材した。
ProPublicaは2007年に立ち上げられた非営利オンラインメディア。「公共の利益のための調査報道」を使命と、Sandler Foundationからの資金や寄付で運営されている。Wall Street Journalの元記者らが運営に携わり、32人の記者を抱える。
ピューリッツァー賞を運営する理事会は、2009年度からオンラインのみのメディアも審査対象に加えている。
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