宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月14日、小惑星探査機「はやぶさ」が切り離したカプセルを、同日午後4時8分(日本時間)に回収したと発表した。「現段階で破損していない模様」という。カプセルには小惑星「イトカワ」の砂が入っている可能性があり、日本に運んで内容物を分析する。
はやぶさは13日夜にカプセルを分離、本体は大気圏に突入して燃え尽きた。カプセルは午後10時51分、大気圏に再突入し、オーストラリア・ウーメラ地域に着陸。JAXA回収班がヘリコプターからカプセルを捜索し、同日午後11時56分に発見していた。
カプセルの熱シールド(防護材)も14日午後2時ごろに発見。15日以降、回収作業に入る。
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