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» 2010年10月14日 19時38分 UPDATE

デジタルコンテンツEXPO:人工筋肉で“自分で自分を抱きしめ機” キャンディーはソーダ水に!? ユニークなVR体験

自分で自分をハグできるという不思議なベストに、ソーダ水を飲んでいる感覚を味わえるキャンディーも――一風変わったVRアイデアをデジタルコンテンツEXPOで体験してきた。

[宮本真希,ITmedia]
画像 Sense-Roid

 自分で自分をハグできるという不思議なベストに、ソーダ水を飲んでいる感覚を味わえるキャンディーも――一風変わったバーチャルリアリティ(VR)?の企画を10月14日開幕した「デジタルコンテンツEXPO」(東京・日本科学未来館、東京国際交流館、10月17日まで)で体験してきた。

 電気通信大学の梶本裕之研究室のブースで、トルソーに抱きついているスタッフがいた。誰かに抱きしめられる感覚を味わえる「Sense-Roid」のデモだ。

画像 Sense-Roidのベスト

 体験者はチューブ状の人工筋肉を内蔵したベストを着用。トルソーの胴体や肩など8カ所に圧力センサーが付いており、抱きつくとセンサーが反応して人工筋肉を膨ませる。膨らみが体に圧力をかけることで、ぎゅっと抱きしめられたような感覚を再現する仕組みだ。トルソーの背中に触れると、ベストの背中の部分がかすかに震え、なでられているような感覚も味わえる。

 記者も体験してみた。トルソーと向かい合って密着し、腕は肩にのせた。ベストが膨らみ、肩や背中に圧力を感じる。誰かに後ろから優しく抱きしめられているような安心感がある。これはなかなかいいぞっっ!!!!

画像 後ろのディスプレイで味を選択。りんごをかじったような感覚から、花火が打ち上がる感覚を味わえるものまであった

 棒付きのキャンディーをなめると、ソーダ水を飲んでいるような感覚に――慶応義塾大学の筧康明研究室が展示している「Tag Candy」は、専用の装置に棒付きのキャンディーをセットし、振動を加える仕掛けだ。

 キャンディーをくわえると、小刻みに震えだし、「シュワシュワー」という音も流れ始めた。炭酸が口の中ではじけたときの刺激を振動と音で再現している。いちご味のキャンディーをなめているのに、口にはソーダ水を流し込まれているような不思議な感覚だった。

画像 においが出る装置をかぶり、マーカー付きプレーンクッキーを食べると……

 クッキーの味を変えてしまう!?という企画も。東京大学廣瀬・谷川研究室の「MetaCookie+」だ。まずカメラが付いた装置を頭にかぶる。プレーン味のクッキーにプリントしたマーカーをカメラで認識すると、装置からマーカーに応じた香りが出る。クッキーをカメラに近づけると、香りは強まる。

 記者が試してみると、装置からチョコレートの甘い香りがただよい始めた。目を閉じてクッキーを口にほうばる。冷静に考えるとプレーンクッキーなのだが、強いチョコレートの香りで少し混乱。チョコ味のクッキーを食べているような気もしてきた。

 あなたも、学生が考案したユニークなVRを体験してみてはいかがだろうか。

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