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» 2011年05月11日 21時04分 UPDATE

日立、過去最高益に

日立の11年3月期は最終益が2388億円と過去最高に。エレクトロニクスや自動車関連分野の需要回復で高機能材料部門などが好調だった。

[ITmedia]

 日立製作所が5月11日発表した2011年3月期の連結決算は、最終損益が2388億円の黒字(前期は1069億円の赤字)と過去最高になった。

 売上高は3.9%増の9兆3158億円。東日本大震災の影響があったものの、新興国向け中心に建設機械が好調だったほか、エレクトロニクスや自動車関連分野の需要の回復に伴い、高機能材料部門やオートモティブシステム部門、電子装置・システム部門などが増収だった。

 営業利益は約2.2倍の4445億円。増収に加え、構造改革効果やコスト削減が奏功。構造改革費用などを計上した前期からの反動で、税引き前利益は約6.8倍の3031億円と大幅に拡大。最終損益は黒字転換を果たした。

 情報・通信システム部門の売上高は3%減の1兆6520億円。ストレージが海外で好調だったものの、国内でIT投資抑制の影響を受け、ソフトウェア/サービス、ハードウェアが減収に。ただ、プロジェクト管理の強化やコストの削減等により、ソフトウェア/サービスが増益となるなどし、営業利益は40億円増の986億円を確保した。。

 今期の業績予想は「東日本大震災の影響により、現時点で合理的な算定が困難」として未定とした。

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