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VMware、ライセンス販売が好調で純利益が前年同期比3倍に

» 2011年07月20日 11時29分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米VMwareが7月19日(現地時間)に発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高は前年同期比37%増の9億2100万ドル、純利益は前年同期の約3倍(193%増)の2億2000万ドル(1株当たり51セント)となった。非GAAPによる1株当たり利益は55セントで、Thomson Reutersがまとめたアナリスト予測47セントを上回った。営業利益は85%増の1億8700万ドルだった。

 売上高のうち、ソフトウェアライセンス収入が44%増の4億6500万ドルと好調。サービス収入も30%増の4億5600万ドルと順調だった。

 地域別では、米国での売り上げが35%増の4億5000万ドル、米国外の売り上げが38%増の4億7100万ドルだった。

 ポール・モリッツCEOは「第2四半期の好調な業績は、仮想化が次世代の主要技術として採用され続けていることを反映している。われわれは、VMware vSphere 5およびクラウドインフラスイートを提供することで、顧客を支援していく」と語った。

  今後の見通しについては、第3四半期(7〜9月)の売上高を9億1500万〜9億4000万ドルと予測。2011年通年は36億5000万〜37億5000万ドルと、前期の予測から1億ドル上方修正した。

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