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» 2011年08月31日 20時33分 UPDATE

mixiページは「mixiタウン」構想の第1歩 (1/2)

ミクシィが発表した「mixiページ」は、「mixiタウン」構想の第1歩だ。従来のポータル的なmixiの求心力を積極的に位置付け、プライベートなコミュニケーション空間と相乗的にmixiを活性化させていく考えで、コミュやmixiニュースのリニューアルも計画している。

[小林伸也,ITmedia]

 ミクシィが8月31日に発表した「mixiページ」は、同社が打ち出した「mixiタウン」構想の第1歩だ。

 SNS「mixi」は、友人同士によるクローズドでプライベートな交流の場としての側面と、「コミュニティ」(コミュ)に代表される、不特定多数のユーザーが集うオープンでパブリックなコミュニティーポータルとしての側面をともに持ちながら成長してきた。今後はプライベートとパブリックという「mixiの2つの価値」を同SNSの両輪と定め、「ホーム」(家)に見立てたプライベートなコミュニケーションとともに、ポータル的な「タウン」(街)の強化も図っていく。「タウン」ではmixiページを皮切りに、コミュや「mixiニュース」のリニューアルなどを進めていく計画だ。

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mixiページで参入の「垣根を下げる」

 mixiページは企業や個人が運営できるソーシャルページだ。無料ブログサービスなどと同様の要領で簡単に開設でき、プロフィール紹介やつぶやき機能、日記、写真のアップロード、画像や動画、Flashなどをレイアウト可能なホワイトボードなどを利用できる。

 mixiユーザーは各ページを「フォロー」でき、コメントやmixiチェックなど、フォローしたユーザーのページ上の行動は友人に近況としてフィードされ、共有できる仕組み。ページから発信した情報は各ユーザーのソーシャルグラフで伝播していく点が「ソーシャルページ」たるゆえんだ。

 サードパーティ製を含む「mixiページアプリ」を利用して、クーポンの発行や来店予約システム、ショッピングカートといった集客・EC機能や、音楽再生、イベントカレンダー、占いコンテンツといった機能をページに追加することができるようにもなっている。

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 ページはmixiのサービスとしては初めてネット上に公開(ログイン不要)され、一般の検索エンジンなどから誘導することもできるようになっている。デザインはPC、スマートフォン、携帯電話にそれぞれ最適化されている。

 「もっともっと垣根を下げていく試みだ」──原田明典副社長は、mixiページの狙いをこう語る。mixiをソーシャルプラットフォームとして情報発信をしたい場合、これまでも「mixiアプリ」や、mixiのAPIを利用できる「Graph API」を利用できた。だがmixiアプリ、APIともプログラミングが必要。飲食店のオーナーが気軽に、というわけにはいかなかった。mixiのソーシャル機能をパッケージ化し、誰にでも使えるよう簡単にするのがソーシャルページのコンセプト──原田副社長はそう説明する。

「mixiタウン」とは

 「Facebookページに似ている」と指摘されるmixiページだが、mixiページの狙いはFacebookページとは異なるニュアンスを持つ。

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