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MicrosoftとTwitter、BingでのFirehose利用契約更新をTwitterで“発表”

» 2011年09月07日 12時13分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftと米Twitterが、「Firehose」の利用に関する契約を更新したようだ。両社の公式Twitterでのやりとりがそれを示している。

 Firehoseとは、公開ツイートのリアルタイムデータのことで、Microsoftは2年前の2009年10月、このデータへのアクセス権を利用する契約を結んだ。Microsoftはこのデータを検索エンジン「Bing」で利用している。Microsoftの他に、米Yahoo!や米Googleも同様の契約を結んだが、GoogleはTwitterとの契約を更新せず、現在同社の「リアルタイム検索」は一時的に停止している(リアルタイム検索のURL(http://www.google.com/realtime)はGoogle検索のページにリダイレクトされる)。

 MicrosoftのBingチームが9月6日(現地時間)、まず「Hey @Twitter. ^bb」と呼び掛け、これにTwitterが「@Bing What's up?」と答えた後、次のようなやりとりが続いた。

Bing 協力してきたこれまでの2年間について考えていた。Twitterコミュニティーの英知を使うことができて良かった。

Twitter まったくだ! Twitterのない検索なんて時代遅れだ。BingとMSNは検索の向上とユーザーへの知識提供のためにツイートを有効に使っている。

Bing 協力してさらに大きな、より良いことをしよう。

Twitter これからのことが楽しみで待ちきれないよ。

 MicrosoftはBingの検索結果にTwitterと米Facebookのパブリックデータを反映させているほか、Windows Phoneに両社のサービスを統合している。

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