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» 2011年09月16日 17時42分 UPDATE

クーポンでにぎわう「大人の街」――広島の“1000人合コン”を見てきた (1/2)

男女500人ずつによる壮絶な“1000人合コン”が広島で開催。ソーシャルメディアとフラッシュマーケティングによって実現された大イベントを、実際に広島の地で見届けてきた。

[本宮学,ITmedia]
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 「乾杯!」――9月10日、広島市中区の流川・薬研堀地区は“出会い”を求める若い男女1000人であふれていた。同地区は、普段は会社帰りのサラリーマンでにぎわう「大人の歓楽街」。だがこの日、老舗のパブやバーは、私服姿の若者でいっぱいになった。

 多数の飲食店に「本日貸切」の看板が掲げられ、そこでは若い男女が「どこから来たんですか?」「名前は?」「よかったらアドレス教えてください」――そう、この日開催されたのは、広島の“1000人合コン”こと「ひろコン!」だ。

 ひろコン!は、同地区の飲食店39店舗を貸し切って開催された大規模コンパイベント。参加希望者は事前にネット上でクーポンを購入すれば、店を自由に移動しながら食事や飲み物を好きなだけ楽しめるルールだ。男女それぞれ500人ずつ販売されたチケットは、開催日の10日前に女性分が完売。男性分は開催3日前に完売した。

photophoto さまざまな店で繰り広げられる“合コン”

 開催当日、受付会場となった新天地公園には長蛇の列ができていた。参加証を受け取りに来た男女100人あまりの行列だ。公園内には受付所のほかに野外ステージが特設され、地元アイドルグループなどによる無料コンサートも行われた(ちなみにPerfumeは広島のローカルアイドルだった)。公園の中ではアイドルのコンサート、公園の外では1000人合コン――。その日の流川・薬研堀地区は、“異様”ともいえる熱気に包まれていた。

photophoto 長蛇の列(写真=左)、Perfumeの後輩グループ・まなみのりさのステージに会場は熱狂(写真=右)

「大人の街」に若者を

 「正直、こんなに広島の街と連携した大イベントになるとは想像していなかった」――こう話すのは、ひろコン!実行委員であるCooPaの大木隆太郎社長。同社はクーポン共同購入サイト「CooPa」の運営元で、フラッシュマーケティングとも呼ばれるクーポンビジネスを展開している。広島にも営業所を開設しているが、これまで「特にグルメ系で認知度が低かった」という。

 「広島の飲食店にクーポンビジネスの話を持ちかけても、最初は全然相手にされなかった。営業が店を訪ねても『あんたら誰?』って。そこで改善策が必要だと思い、街に認めてもらうためにひろコン!を計画した」

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