オリンパス問題、FBIが捜査に乗り出す
オリンパスが英子会社の買収時にファイナンシャルアドバイザー(FA)に対し総額6億7800万ドルの手数料を支払っていた問題で、英紙などが「英子会社の監査法人が、会計上の問題の恐れがあるため監査から撤退していた」と報じたことに対し、同社は10月24日、「会計上の問題から監査法人が監査から撤退した事実はない」とコメントした。米紙によると、米連邦捜査局(FBI)が捜査に乗り出したという。
報道では、オリンパスが2008年2月に買収した英子会社・医療機器メーカーGyrus(ジャイラス)の監査はKPMGが担当していた。KPMGはFAへの手数料支払いに問題が生じる恐れがあると認識し、監査を降りた、という。
オリンパスによると、09年7月に契約満了に伴い監査法人をあずさから新日本に変更しており、これに伴い主要海外子会社の監査法人も、あずさが加入しているKPMGから、新日本が加入しているErnst&Youngに変更したとしている。
同社は、「Gyrusを含む同社グループの09年3月期の連結財務諸表は前監査法人から無限定適正意見を受領しており、決算手続きは適切に行われていると考えている」とコメントした。同社は弁護士、会計士などで構成する第三者委員会の設立を進めていると発表している。
Reutersによると、オリンパスがFAに支払った金額は過去のM&A史上で最高額だったという。
米New York Timesは、FBIが捜査に乗り出したと報じた。問題の核心には2人の日本人バンカーがいるとも報じている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
セブン&アイ、共通会員IDのPayPay統合を正式発表 ソフトバンクや三井住友カードなどが計3000億円出資
-
2
Google、パーソナルAI「Gemini Spark」を日本でも利用可能に Chrome統合は米国から
-
3
新作「レイダース」で初めて「スプラトゥーン」に触れたマンガ家がその面白さに驚愕! と同時に絶望した理由
-
4
ソニー、タムロン買収提案の狙いを説明 「イメージング事業の発展につながる」
-
5
OpenAI、アクティブユーザー10億人超に 導入企業は200万社超
-
6
防衛省の「クーラー300台」投稿動画でビックカメラのトラックが注目を集める 同社「販売用の在庫を迅速に提供」
-
7
今日から始めるミラーレス一眼(1)――サイズも価格も手ごろな5機種を見比べる
-
8
ドコモ版DAZNは価格据え置き、なぜ? Twitterでは「勝ち確きた」など歓喜の声
-
9
一般消費者が「空調服」と書いたら商標権侵害? 公式Xの注意喚起が波紋、弁理士の見解は
-
10
LINEに「プレミアムブロック」登場 相手の友だち一覧から自分を“そっと消せる” 今秋から有料提供へ
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR