東京観光で知られるはとバス(東京都大田区)が、大分県の「別府はとバス」(同県別府市)に商号の使用禁止を求めて訴えていた訴訟で、はとバスは11月1日、東京地裁の和解勧告を受け入れ、別府側が社名変更するなどの条件で和解が成立したと発表した。
和解は、別府側は社名変更登記を行い、社名やバス車体、看板などから「はとバス」を外し、今後使わない──など。
はとバスが昨年9月、不正競争防止法に基づいて東京地裁に提訴していた。同法では商号を保護しており、著名な商号と同一か似たものを使うと不正競争になるとして、差し止め請求などの対象になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR