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ネット充な人のソーシャルメディア友達は「平均256人」 友達100人以上ユーザーの意識調査

» 2011年11月02日 18時53分 公開
[ITmedia]

 SNSで100人以上と友達登録している“ネット充”な人は14%いて、その友達数の平均は256人──こんな調査結果を電通が11月2日、発表した。

 予備調査でソーシャルメディアユーザー約1万3000人にソーシャルメディア上の友達数を聞いたところ、100人以上いるというユーザーが14%いた。友達100人以上のユーザーに対し9月上旬にネットでアンケート調査し、800人(関東圏の、中学生を除く15〜37歳)の有効回答をまとめた。

photo ニュースリリースより

 友達平均は256人(予備調査による全体平均は57人)。Twitterなどのミニブログ上の友達は6割超がネット上のみの友達だが、SNSの場合は8割近くがリアルでも友達だった。所属するコミュニティーは平均で12。趣味つながりが65%で最多、学校つながりも54%だった。趣味つながりの内訳は音楽が59%、漫画・アニメが34%、スポーツが28%だった。

 ネット上では「なるべく空気を読む」が44%で多数派。「なるべく相手と合わせる」(25%)、「なるべくみんなで盛り上がる」(22%)など、同質なコミュニティーの同質さを乱さないよう気を遣っているようだ。

 友達が多い分、自分が発信した情報は、最大で平均平均2825人に届いていると思っている。ミニブログでは他人の発言を引用する人がほとんどで、自分のコメントを付けずにそのまま引用することが6割。コメントを付けないのは「ただ伝えたい・共有したいから」が6割。「自分が中継基地のようにただ再発信する。情報拡散の波に参加する喜びがあるから、時にソーシャルメディアでは情報が爆発的な広がりを見せるようだ」(同社)。

photo

 プロフィールの公開は半数近くが、顔写真の公開は38%が問題ないと考えており、特に若い世代でその傾向があった。

 ネットでの友達が多い一方、現実生活では充実していないと思っている人もいる。友達数が100〜149人の人で13%、300人以上の人で21%が現実生活が充実していないと答えた。

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