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「SASUKE」などの番組制作会社「モンスター・ナイン」が破産

» 2011年11月14日 15時01分 公開
[ITmedia]

 帝国データバンクによると、番組制作会社「モンスター・ナイン」と関係会社が11月11日に自己破産を東京地裁に申し立て、破産手続き開始決定を受けた。負債総額は2社で約35億6600万円。

 TBS系「筋肉番付」などを手がけたスタッフらで2005年に設立され、TBS系「スポーツマンNo.1決定戦」「SASUKE」「KUNOICHI」などの特番や、テレビ東京系「ソロモン流」、TBS系「筋肉祭」などのレギュラー番組を手がけ、テーマパーク「マッスルパーク」を東京・お台場と北海道千歳市などに展開。08年3月期には約31億5000万円の売り上げがあった。だがその後番組制作の受注が減り、さらに千歳マッスルパークが今年8月末に閉園するなどしていた。

 関係会社のデジタルナインは、体操選手などが出演するショー「マッスルミュージカル」などのイベント興業を手がけていた。東日本大震災後に同ショーが全て中止となり、再開のめども立たないことから事業継続を断念した。

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