無料の無線LAN「connectFree」、ユーザーからTwitter IDや閲覧URLなど無断取得
飲食店などで無料の無線LAN接続サービスを提供するコネクトフリー(東京都品川区)が、接続ユーザーのFacebook/Twitterアカウントや閲覧URLなどを無断で取得していたことが分かり、問題点を指摘された同社が謝罪した。データ取得などは中止したという。
問題になったのは、同社が展開している無線LAN接続サービス「conncectFree」。飲食店などが無線LANアクセスポイントを設置し、客に無料でネット接続サービスを提供するかわりに、客のPCのWebブラウザ上に飲食店の情報などを知らせる広告バナーを表示できるようになっている。都内の「赤坂サカス」など40カ所に設置されているという。
同社によると、接続ユーザーから取得していたのは(1)MACアドレス、(2)FacebookとTwitterのID、(3)端末のユーザーエージェント情報、(3)アクセス期間、(4)閲覧しているURL。また、Webを閲覧する際にGoogle Analyticsのコードを埋め込んでいたほか、一部店舗では、閲覧サイトのAmazonアフィリエイトリンクを自社のAmazonアフィリエイトリンクに書き換える乗っ取り行為も行っていた。これらは接続ユーザーの承諾を得ずに行っていた。
FacebookとTwitterのID取得は「簡易に把握できるセキュリティ強化のための情報として、自動的に取得していた」という。Google Analyticsは「ユニークユーザー数の把握以外の目的に利用していたことは一切ない」、Amazonアフィリエイトの乗っ取りは「特定の1店舗のみで試験的に実施したもので、買い物に関する情報などは一切取得していない」という。
問題の発覚後、Google Analyticsの利用やFacebok/TwitterIDの取得、Amazonアフィリエイトのテスト運用は12月5日に中止したとしている。またMACアドレスなどのログは削除したという。近日中にプライバシーポリシーを明らかにするほか、承諾画面の追加も「現在検討中」という。
同社は大日本印刷(DNP)と提携してサービス販売を展開し、「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」でサービスを提供していたが、DNPはサービスを中止している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
10
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR