米Googleの新規アカウント作成画面が刷新され、Googleアカウントを作成すると、自動的にGoogle+に加入するようになった。米メディアブログGoogle Operating Systemが1月20日(現地時間)に指摘した。
従来は、Gmailのアカウントを作成するか、既に持っているメールアカウントを使って新規アカウントが作成でき、メールアドレス以外の個人情報の入力は必要なかった。
新しいアカウント作成ページは3ステップで構成されている。最初のページには、「検索にとどまらない Google アカウント」という見出しの説明文があり、「GmailからGoogle+やYouTube に至るまで、Google のあらゆるサービスを1つのユーザー名とパスワードで使用でき」るとある。アカウント作成の際には生年月日と性別の入力が必須になった。これらのデータは従来、Google+に初めてログインする際に入力を求められていた。
2ステップ目にはGoogle+の説明があり、プロフィールの作成を促される。
GoogleはYouTubeをGoogle+内で利用できるようにしたり、Google検索の検索結果にGoogle+のデータを反映させる「Search plus Your World」を発表するなど、Google+のユーザー獲得のためにさまざまなサービスを利用している。
Googleのラリー・ペイジCEOは1月20日の2011年第4四半期の業績発表で、Google+のユーザー数が9000万人を超え、その60%以上が毎日サービスを利用していると語った。今回のアカウント作成方法変更で、Googleアカウントを作成したユーザーは、自動的にGoogle+ユーザーとしてカウントされることになる。
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