サイバーエージェントは3月13日、コミュニティーサービス「アメーバピグ」で4月24日以降、15歳以下のユーザーの利用を大きく制限する方針を公表した。青少年保護が目的だが、公式ブログには、大部分のコミュニケーション機能が使えなくなる15歳以下のユーザーから抗議が殺到。無関係なコメントも多数投稿される“祭り”状態になり、午後8時40分時点でコメントは2万件を超えている。
4月24日以降、15歳以下のユーザーは全エリアへの「おでかけ」ができなくなり、ピグともの部屋に入ったり、自分の部屋にピグともが入ることもできなくなる。ピグともの申請やピグとも検索も不可能になり、実質的にほかのユーザーとのコミュニケーションができなくなる。
これに対し、同サイトの公式ブログには15歳以下とみられるユーザーから「課金してるっていうのに、うちまだ15歳ぢゃないからみんなとも話せなくなるのやだよぉ」「運営が大変なのは分かりますけど、本当今回は突然すぎるし、ひどすぎる」といった抗議のコメントが殺到。保護者からの「家庭内では、ピグをする上での約束も決め、友達との交流もしてきました。本当に、残念でなりません」という書き込みもあった。
投稿されたコメントは削除されずに残るため、次第に無関係な投稿も目に付くように。「○○最高!これはステマではありません」といったステマ書き込みや、「やる夫」AAが貼られるなど、15歳より年上とみられるユーザーによる無関係なコメントの投稿が相次ぐ“祭り”状態になっている。
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