福岡市は、市営地下鉄駅などで無料で使える公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」を4月27日に始める。観光客の利便性向上などが狙いで、地下鉄駅での公衆無線LANに自治体が取り組むのは全国初だとしている。
まず市営地下鉄 空港線の全駅と、天神の観光案内所、市役所1階ロビー・西広場で提供。スマートフォンなどでアクセスし、氏名とメールアドレスを登録すると無料で利用できる。連続利用時間には15分の制限がある。
6月末までに、市営地下鉄箱崎線、七隈線の全駅と博多の観光案内所にも設置し、合計39カ所に拡大する計画。民間と協力してアクセスポイントを拡大することも検討する。
観光客の利便性向上や市の情報発進力強化、災害時の活用などが狙い。情報インフラの整備により「人をひきつけ、投資を呼び込む都市の実現に寄与する」(同市)としている。
海外観光客に配慮し、ログイン時のページは日英のほか韓国語、中国語を選べる。今後、スポットごとの情報が表示されるポータルサイトや防災専用サイトの開設、無線LANを使ったスタンプラリーなどを検討していく。
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