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» 2012年04月26日 21時55分 UPDATE

ソフトバンク、過去最高益を更新 今期も増収増益見通し

ソフトバンクは過去最高益を更新。携帯加入者増による通信料収入の増加やiPhone 4Sの出荷が順調だった。今期もネットワーク増強を進める一方、順調な加入者増から増収増益を見込んでいる。

[ITmedia]

 ソフトバンクが4月26日発表した2012年3月期の連結決算は、売上高が前期比6.6%増の3兆2024億円、営業利益は7.3%増の6752億円と、それぞれ過去最高を更新した。今期はネットワーク増強に取り組む一方、「順調に顧客が増加し続けている」として増収と営業利益7000億円を見込む。(孫社長「モバイル事業開始以来の山場だった」──KDDIとのiPhone攻防戦は「最高にいい結果」

 携帯電話契約者の純増数はキャリア首位の354万300件で、3月末の累計契約者数は約2895万人に。契約者増加で通信料収入が1兆4333億円に拡大(前期は1兆2716億円)し、そのうちデータ収入が24%増の8114億円と収入増に貢献。iPhone 4Sの出荷が好調だったことも売上高を押し上げた。

 KDDIのiPhone参入への対抗策として下半期に合計400億円の販促費用を投じたものの、これをこなして営業増益を達成。EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は初めて1兆円を超え、KDDIを抜いたとしている。経常利益は10.2%増の億円となり、最終益は65.4%増の3137億円と2期連続で過去最高益だった。

 今期は7月に900MHz帯のサービスを開始するほか、今秋にはFDD-LTE方式によるサービスをスタートする計画。設備投資費は6000億円と前期から約850億円積み増す。

 ボーダフォン買収に伴う純有利子負債はリース債務との合計で1.1兆円へと半減し、これまで掲げていた「3年でフリーキャッシュフロー1兆円の創出」も目標を3000億円上回って達成。財務体質の改善は進んだとして、今後は純有利子負債ゼロを目指してきた方針を転換、「適正水準」に維持した上で利益を株主還元などに振り向ける。配当は年間40円と、前期の8円から一気に5倍の増配とする(配当性向14%)。

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