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Google Chrome、世界ブラウザ市場で初のトップに――StatCounter調べ

» 2012年05月22日 07時41分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米GoogleのWebブラウザChromeが、アイルランドのアクセス解析サービス企業StatCounterによる5月14日〜20日の週の世界ブラウザ市場調査で、米MicrosoftのInternet Explorer(IE)を抜いてトップに立った。週間の調査でChromeがトップに立つのはこれが初めてだ。

 この週、Chromeのシェアは32.76%、IEは31.94%だった。3位のMozillaのFirefoxは25.47%、4位は米AppleのSafariで7.08%、5位のOperaは1.74%。

 statcounter 世界での週間Webブラウザシェア推移(資料:StatCounter)

 月間でのシェアでは5月22日現在、IEが32.42%、Chromeが32.29%とIEがわずかにChromeを上回っているが、月末には月間でもChromeがIEを超える可能性が高い。

 Chromeは、昨年11月の世界ブラウザ市場で初めてMozillaのFirefoxを抜き、2位になっていた。

 国別では、米国や日本ではIEが、ドイツ、フランスなど欧州ではFirefoxがトップ。Chromeはインドや南米などの新興国で強い。

 なお、Chrome、Safariともにデスクトップ版のみの数字であり、Chromeのプリロードはページビューとしてカウントしていない。

 StatCounterの調査は、世界の約300万のWebサイトの1カ月当たり150億程度のページビューの分析に基づいている。

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