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「Google Chrome 19」の安定版リリース タブ同期機能を追加

» 2012年05月16日 08時06分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは5月15日(現地時間)、Webブラウザ安定版のアップデートとなる「Google Chrome 19」(19.0.1084.46)をリリースした。

 Google Chromeにログインすると利用できる同期機能にタブが加わった。1台のPC上のGoogle Chromeで開いているタブが、同じアカウントでログインしている他の端末上のChromeと同期される。

 Ver.19へのアップデートは既に可能だが、ユーザー全員がこのタブ同期機能を利用できるようになるには数日かかるという(本稿執筆段階ではまだ利用できなかった)。

 同期されたタブは、「新しいタブ」上に追加される「Other devices」メニューで選択できる。

 タブの同期は、Android 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)向けに2月に公開された「Chrome for Android Beta」にも反映される。

 Chromeでは、今回追加になったタブのほか、ブックマーク、パスワード、アドレスバー履歴、テーマ、各種設定、拡張機能、自動入力設定、アプリケーションを同期できる。同期するには、ブラウザ右上の設定アイコン(レンチのアイコン)で「Chromeにログイン」を選択し、同期したい項目を選択する。


 セキュリティ関連では、合計18件の脆弱性に対処した。危険度は、Googleの4段階評価で上から2番目に高い「High」が7件、中程度の「Medium」が6件、最も低い「Low」が5件となっている。

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