米Googleは3月28日(現地時間)、Webブラウザ安定版のアップデートとなる「Google Chrome 18」(18.0.1025.142)をリリースした。
今回のアップデートは画像表示関連の改良が中心になっている。
Windows版とMac版で、「canvas」タグによる2Dコンテンツの表示でGPUによるハードウェアアクセラレーションが利用できるようになった。これにより、ゲームなどのWebアプリの実行速度が改善されるという。
Google Chromeはバージョン9から3Dレンダリング技術の「WebGL」をサポートしているが、この技術を利用できない古い環境を使っているユーザーのために、米TransGamingからライセンスを受けた3Dレンダリング技術「SwiftShader」を利用できるようにした。
セキュリティ関連では、合計9件の脆弱性に対処した。危険度は、Googleの4段階評価で上から2番目に高い「High」が3件、中程度の「Medium」が5件、最も低い「Low」が1件となっている。
また、今回のアップデートには、前日に米Adobeが発表した「Adobe Flash Player」(バージョンは11.2.202.228)のアップデートも含まれる。
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