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» 2012年06月12日 05時18分 UPDATE

Appleが「iOS 6」発表 地図アプリ刷新、Facebook統合など200以上の新機能 (1/2)

AppleがiOS 6を今秋リリースすると発表。地図アプリが一新され、ベクターグラフィックスでスムーズに拡大縮小が可能に。Twitterと同様、FacebookもOSレベルで統合されるなど、200以上の新機能が加わる。

[ITmedia]

 米Appleは6月11日(現地時間)、モバイル端末向け新OS「iOS 6」を今秋にリリースすると発表した。200以上の新機能を搭載し、刷新された地図アプリやFacebook統合などが目玉だ。

 開発者向け会議「WWDC」で、Retinaディスプレイを搭載した新MacBook Proも発表したティム・クックCEOは「Appleだけがこのような驚くべきハード、ソフト、サービスを作ることができる」と述べた。この場では新iPhoneのアナウンスはなく、iOS 6がリリースされる今秋に合わせて登場するとみられる。

 iOS 6の対応機種はiPhoneが3GS以降、iPod touch(第4世代)、iPadがiPad 2以降。初代iPadは含まれていない。

地図アプリが大幅に刷新

 地図アプリは完全に刷新され、従来のGoogle Mapsからベクターベースの新地図データを採用。拡大縮小がスムーズに行えるという。経路探索機能を備え、各地のiOSユーザーの移動速度などを取得することで算出した渋滞情報なども表示。街を3Dで表示するナビ機能も備える。主要都市については、空から市街を眺めるように3Dグラフィックスで表示することもできるという。Siriとの検索機能の統合、店舗などを探せる地域情報検索機能も備える。

 3D機能は先日Googleが発表した新機能と同様。事前の報道ではAppleの新アプリはバックエンドではGoogle Mapsエンジンを採用しているとも言われていたが、現時点では詳細は不明だ。

photophoto 地図データはベクターベース。3Dナビ機能も
photo 都市を空から眺められる「Flyover」

FacebookをOSレベルで統合

 クックCEOが「楽しみにしてほしい」と予告していたように、FacebookがOSレベルで統合される。あらかじめOSからログインしておけば、写真を投稿したり、SafariからURLを共有したり、地図アプリから自分の居場所を知らせるといったことが可能。Siriに頼めば音声でFacebookに投稿することもできるという。Facebookイベントはカレンダーアプリに同期され、Facebookの友達リストは連絡先に登録される。

 App StoreとiTunesにもFacebookが導入され、「いいね!」したアプリなどを共有できるようだ。AppleはiTunesにソーシャル機能「Ping」を組み込んでいるが、Facebookに切り替えていく可能性もありそうだ。

photo Facebookを統合

 iOS 5では同様にTwitterが統合された。iOS 5デバイスからのツイートは100億を超え、Twitterに投稿された写真の47%はiOS 5デバイスからだったという。

SiriがiPadにも

photo 新iPadもSiriに対応する

 Siriはさらに進んでスポーツの結果や映画、レストランの検索なども行えるようになる(ただし日本で対応するかは不明だ)。Facebook、Twitterへの投稿やアプリの起動もSiriから行えるようになる。新iPadもSiriに対応することが発表された。

 自動車メーカーと協力し、ハンドルにSiriを起動するボタンを組み込む「Eyes Free」も発表した。音楽を選んだり、テキストメッセージを送ったり、地図アプリを使ったりといったことをiOSデバイスを見ずに音声で行えるようにする。トヨタ、ホンダなどの自動車メーカーと協力して向こう1年内に欧米で登場するという。

photo Eyes Free
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