米Microsoftは8月6日(現地時間)、現在カスタマープレビュー段階の「Office 2013」と統合するオンラインアプリストア「Office Store」を立ち上げたと発表した。誰でも閲覧できるが、アプリをダウンロードするにはOffice 2013のプレビュー版をインストールし、Microsoftアカウント(旧Windows Live ID)でログインしている必要がある。
既にLinkedInやTwitter、GrouponのOutlook用プラグインや、Wordから直接ファクスを送るためのeFax(有料)など、数十本のアプリが登録されている。
Office 2013の「Insert」タブで「Apps for Office」を選ぶとお勧めのアプリが表示され、クリックすることで詳細を表示し、ダウンロードできる。Windows StoreやWindows Phone Marketplaceで以前有料アプリを購入したことがあれば、その際に使った決済情報(クレジットカード情報など)をそのまま流用できる(有料アプリはカスタマープレビュー段階ではまだ購入できない)。
Microsoftは、Officeユーザーは10億人以上いるため、サードパーティー開発者にとってOffice Storeにアプリを登録することは大きな収益機会になるとしている。有料アプリの場合の開発者の取り分は売上高の8割で、Windows Storeをはじめとする一般のアプリストアの7割よりも割がいい。開発者はSeller Dashboardから登録できる。
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