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ローソン、foursquareと協力 米国外初のクーポンキャンペーン

» 2012年09月19日 18時23分 公開
[ITmedia]
photo ローソンオリジナルバッジ

 ローソンは9月19日、位置情報サービス「fousquare」の普及を進めることで米fousquare Labsと合意したと発表した。fousquareを活用したO2O(Online to Offline)キャンペーンを展開する。

 同日、fousquareの「ユニーク・クーポン・コード・キャンペーン」を米国外の企業として初めて、国内のローソン店舗で始めた。国内のローソン店舗にfoursquareでチェックインしたユーザー先着1万人に、「からあげクン」の半額券をプレゼントする。チェックインすると半額券の2次元コードが携帯電話の画面上に表示され、店頭端末「Loppi」に読み込ませると発券される仕組み。

 また世界の店舗で「パートナー・バッジ」キャンペーンを実施する。店舗に累計3回チェックインするとローソンオリジナルバッジを取得できる。同キャンペーンを展開するのは日本企業としては初という。

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 fousquareのAPIを利用し、世界のローソン店舗についてfousquareのチェックイン数などを閲覧できる「Lawson World check-in」も公開している。

 fousquareはスマートフォン/携帯電話の位置情報を活用したソーシャルサービス。訪問した店舗に「チェックイン」し、ソーシャルメディア上で友人と共有するなどして楽しめる。

 ローソンへのfousquare上でのチェックイン数は9月6日までに81万8767回に上っており、「コンビニ事業と位置情報サービスとの相乗効果は非常に高い」(ローソン)。ローソンはアジア・太平洋地域への出店を進める計画で、fousquareを活用して世界の出店地域で来店促進につなげたい考えだ。

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