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Lenovo、「IdeaPad Yoga 13」など4モデルのWindows 8端末を発表

» 2012年10月10日 10時34分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 中国Lenovoは10月9日(現地時間)、米Microsoftの次期OS「Windows 8」搭載のUltrabookおよびタブレットの新機種を4モデル発表した。1月のCESで披露したモニタをぐるっと回転させる13インチの“ヨガ”は、10月26日に希望価格1099ドルで発売される。

タブレットに変身するUltrabook「IdeaPad Yoga 13」

 「IdeaPad Yoga 13」は、1月の2012 International CESで披露されたクラムシェルタイプのUltrabook。最高位モデルのプロセッサは米IntelのCore i7。ディスプレイは13.3インチで、ヨガという名前のようにモニタ部分をぐるっと反り返らせて本体に重ねることで、スレートタイプのタブレットとしても利用できる。重さは約1542グラムで厚さは16.9ミリ。バッテリー持続時間は8時間となっている。

 米国では12日から米Best Buyなどのオンラインショップで予約受け付けがスタートし、Windows 8のリリース日である26日に発売する。希望小売価格は1099ドルから。

 yoga 13 キーボード面をテーブルに伏せた状態にすればスタンド付きタブレットのように使える

11インチのWindows RT搭載ヨガ「IdeaPad Yoga 11」

 「IdeaPad Yoga 11」はYoga 13よりも小型で性能もやや低い普及モデル。プロセッサはNVIDIA Tegra 3で、OSはWindows 8ではなく、Windows RTだ。ディスプレイは11.6インチで厚さは15.6ミリ。バッテリー持続時間は13時間。発売は12月の見込みだ。希望小売価格は799ドルから。

11インチのWindows 8タブレット「IdeaTab Lynx」

 「IdeaTab Lynx」はIntel Atom Z2760搭載のWindows 8タブレット。8月に発表済みのWindows 8タブレット「ThinkPad Tablet 2」と同様に、オプションのキーボードを接続することでノートPCとしても使える。Tablet 2のコンシューマー向けという位置付けのようだ。オプションのキーボードには Dolby Home Theatreシステム、フルサイズのUSBポート、バッテリーが搭載されており、キーボードを接続した状態でのバッテリー持続時間は16時間。

 発売は12月の見込みで、希望小売価格は599ドルから。オプションのキーボードは149ドル。

中小企業向けUltrabook「ThinkPad Twist」

 「ThinkPad Twist」は、手ごろな価格のWindows 8搭載Ultrabook。ディスプレイは12.5インチで、名前の通りモニタ部分をひねってキーボード部分と重ねることでタブレットとしても使える。最上位機種のプロセッサはIntel Core i7で、オプションで3G対応にすることも可能(米国のAT&Tのみ)。

 発売は10月26日で、希望小売価格は849ドルから。

 lenovo

 同社はまた、ThinkPad Tablet 2の発売が11月で、価格が649ドルからであることも発表した。

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